日本語を入れたバナーをAIで作るときは、先に掲載する言葉を決め、見出し・補足・絵の置き場所を分けて伝えます。文字量を絞ったうえで、生成後に一字ずつ照合することが必要です。読める画像が出ても、日付や会場などの内容が正しいとは限りません。

ここでは架空のAI勉強会を題材に、二つの文字入りバナーを作りました。画像は内蔵の画像生成機能による実際の作例です。実在するイベントの告知ではなく、効果や集客結果を比較したものでもありません。

最初に、画像へ入れる文字だけを抜き出す

案内文を丸ごと画像へ入れると、文字が小さくなりやすくなります。まずは主見出しと補足を決めます。

作例主見出し補足
内容を具体的に示す案はじめての/AI勉強会要約を試してみよう
短い呼びかけにする案AIを試そうはじめての勉強会

「/」は一つ目の案の改行位置を示したもので、画像へ印字する文字ではありません。日付、会場、申込先は題材として決めていないため、画像にも追加していません。

実際の告知では、必要な情報を別途確定してから掲載します。AIが補った架空の日時やURLを、そのまま採用しないでください。

見出しの位置と、残す余白を伝える

「おしゃれなバナー」だけでは、文字の大きさや配置を判断しにくくなります。見出しを読む場所、絵を置く場所、色数を指定します。

一つ目の案は、次の内容で作りました。生成には英語の指示と、画像へ入れる日本語を組み合わせています。以下は依頼内容を日本語で整理したものです。

架空のAI勉強会のバナーを作ってください。
横長の画面で、白に近い明るい背景にしてください。

左側に次の見出しを大きく配置してください。
1行目:はじめての
2行目:AI勉強会

その下に「要約を試してみよう」と入れてください。
見出しは濃い赤紫系で、読みやすくしてください。
右側にノート、ペン、小さな植物を配置してください。
指定していない日時、会場、URL、ロゴは入れないでください。
はじめてのAI勉強会という見出しと要約を試してみようという補足を入れた架空バナー

この画像では、見出しと補足が分かれ、ノートと植物が右側に配置されています。文字と絵が重ならず、言葉を読む領域が確保されました。

生成を始める操作はChatGPTで画像を生成する方法を参照してください。

文字を短くした案も作り、使う場所で比べる

二つ目は、主見出しを「AIを試そう」に変更した別案です。最初の画像に対する編集ではなく、文字と配置を指定して新しく生成しています。

主見出しを「AIを試そう」、補足を「はじめての勉強会」にしてください。
主見出しを最も大きくし、補足はその下に配置してください。
白に近い背景と濃い赤紫系の文字を使ってください。
ノートと植物は右側へ寄せ、文字の周囲に余白を残してください。
指定していない文字やロゴを入れないでください。
AIを試そうという短い主見出しと、はじめての勉強会という補足を入れた別案

この案は主見出しが一行に収まっています。一方で、要約を試すという具体的な内容は画像から外れています。文章を短くすると、見やすさだけでなく伝える情報も変わります。

どちらを使うかは、画像の周囲に説明文があるかで考えます。単独で見せるなら内容を具体的に示す案、本文や投稿文で補足できるなら短い案、といった使い分けができます。これは編集上の考え方であり、クリック率などの実測比較ではありません。

文字の正しさは、原稿と一字ずつ照合する

今回の二案では、指定した見出しと補足を目視で照合しました。AIによる画像生成では、毎回同じ精度になるとは限りません。

確認するもの確認方法
漢字・ひらがな確定した原稿と一字ずつ比べる
数字・記号日付、金額、単位、括弧を別々に見る
改行意図したまとまりで読めるか確認する
文字の端画像の端や絵に重なって欠けていないか見る
不要な情報指定外のロゴ、URL、文言が増えていないか確認する

誤字があれば「見出しを、次の文字列に正確に直してください」と、修正後の文字列を渡します。複数箇所を一度に直して配置まで崩れる場合は、変更を一つずつに分けます。画像編集の作例でも、変える部分と残す部分を分けています。

短い文字でも繰り返し崩れる、細かな修正を確実に行いたい場合は、背景だけを生成し、文字を編集可能なテキストとしてデザインツールで重ねる方法があります。最終的な文字を自分で入力・校正できる形にしておくと、日付変更などにも対応しやすくなります。

掲載サイズまで縮めてから採用する

大きな画像で読めても、スマートフォンの一覧では補足が小さくなることがあります。元の画像を拡大して文字を確認した後、実際の表示幅へ縮めて見直してください。

見出しが読めない場合は、文字を増やすより、補足を本文へ移す、絵を小さくする、見出しの行数を整理するといった修正を試します。背景と文字の明るさが近いときも、読みやすい差を付けます。

バナーを作る前の依頼文を整理したい場合は、プロンプトの基本が参考になります。作ったものを学習の記録に残すなら、AIポートフォリオのまとめ方も併せて確認してください。

AIを使った制作を基礎から練習したい方は、RIALAをご覧ください。

参考にした公式情報

2026年10月27日時点で確認しました。掲載したバナーと依頼文は、本記事用に作った架空教材です。